カンペールから北西へ18kmほど離れたところにあります。
左の写真は村の広場に面して建っているサン・ロナン教会です。石造りの広場の周りは石造りの建物ばかりです。
この村は、5世紀ごろにアイルランドの司教 聖ロナンが訪れたことから始まり、ロクロナンとは「ロナンの土地」という意味があるそうです。
花崗岩でできた建物は16世紀以降、この村が帆布生産で栄えた時代に建てられました。それ以前からロクロナン周辺にヘンプ(亜麻の一種)が生えていて、その繊維から織られた帆布はフランス王家や東インド会社の船に使われただけでなく、外国からも引き合いがあるほど良い品質だったそうです。
教会内の祭壇部分です。
ステンドグラスには、聖ロナンが二頭の牛に引かれてこの村に入ってきたという伝説が表現されています。
説教台でしょうか。この部分だけ色使いがちがっています。
サン・ロナン教会と同じ広場にある 旧・フランス東インド会社の建物。
その初代長官には長くオランダ東インド会社に勤め、初代平戸オランダ商館長であったフランソワ・カロンが就任しました。カロンは日本に来た最初のフランス人ということになっていますが、ブリュッセルに生まれて、その後はオランダに亡命しており、日本にいたときにはまだオランダ人で正式にフランス人となったのは長官になった後とのこと。国や国境の出入が激しい欧州ならではの複雑なお話です。
ともあれ、今はその建物に土産店やクレープ店が入っています。
同じく広場にある井戸です。
村のはずれにある高台からサン・ロナン教会を望みます。
ブルターニュ地方の特長がある屋根がある家。
これもしっかりとした花崗岩でできています。
上の拡大写真です。
日本ではあまり見ないワイヤーヘアードのダックスフンドでした。
(2010年9月)