2011年9月18日日曜日

キブロンは半島の先にあるリゾート


キブロンは、細いキブロン半島の先にあるリゾート地です。
途中、道の両側に海が見えるほど細くなっているところを通ります。
キブロンへ行く道はこれ一本です。


キブロンの町に着いて、まず海岸に行きました。
ビーチに面してアパートのような建物がたくさん建っていますが、でもどれも5階建てぐらいで威圧感がありません。
でも、夏は海水浴客でいっぱいになるそうですから、このビーチも町につながる一本道もずいぶん混みあうことでしょう。

9月末でも海は真っ青で気温も高く、これならまだ泳げるかなと思えるほどでした。









 キブロンに来たら、この町にあるキャラメル屋さんに行かなければなりません。
フランスで一番おいしい塩バターキャラメル(仏語で略してCBS)がこの町のアンリ・ル・ルーというキャラメル屋さんで作られているという話を聞いたからです。

でも、店は昼休み中で午後3時まで閉店とか。
仕方なく、ビーチが見えるカフェでコーヒーを飲みながら時間つぶしをしていました。
アンリ・ル・ルーの店がある通りです。お昼休みですから、商店はどこも殆ど閉まっています。











午後3時になって店が開きました。
小ぢんまりとしているので、ここがフランスで一番おいしい塩バターキャラメルを作っているところなのかってちょっと心配になります。






でも、ちゃんと店内には”CBS”だけが別に並べてありました。主力商品なのでしょうね。200g入りの袋で12.80ユーロとなかなかのお値段です。
 驚いたことに、この店には何と日本人女性の店員さんがいました。
何でも、アンリ・ル・ルーは日本のヨックモックと提携しているそうで、 その女性はヨックモックから来ているそうです。
塩バターキャラメルばかりが取り上げられているけれども、チョコレートもフランスでベスト3に入るほどおいしいという彼女のお話でした。


 フランスでも、こういうところにずっと住むのはたいへんでしょう。別れしなに思わず「頑張って下さい」と言ってしまいました。

板チョコもおいしそうなので、ダークとナッツ入りのものを買いました。また、チョコボンボンもあって250gで18.50ユーロと少しお安めの価格設定になっています。

そう言えば、店の表にはチョコレート屋って書いてありました。
アンリ・ル・ルーの店は東京にも4店あるそうです。(2011年には大阪のJR大阪駅ビル内にも出店しました)
塩バターキャラメルは昔食べたことがあるような懐かしい味がしました。大きめでしっかりしているので歯に詰め物をしている人は注意したほうが良いようです。
 キブロンの海岸を見ながら、ランチはここでもガレットを食べました。
ハムと卵(左)とハムとチーズ(下)です。
左のはずいぶん色が濃いですが、そば粉の色というよりちょっと焼き過ぎです。

いろいろゴチャゴチャ入ったものよりも、こういった基本的な組み合わせのガレットが私たちにはおいしく思えました。
 えっ? 飲み物はシードルにしたかってですか?

前にも書きましたが、シードルはまずいです。ミディアムの白ワインのほうがずっと合うように思います。
 (2010年9月)

2011年9月17日土曜日

カルナックの巨石群

カンペールからヴァンヌへ向かう途中、巨石群で知られるカルナックに立ち寄りました。

見ることができるのは、ケルマリオ巨石群とメネック巨石群です。
どちらも長さは1000m以上、幅100mの場所に各千個以上の花崗岩巨石が並んでいます。







こういう直立した巨石はメンヒルと呼ばれ、墓標だとも巨石信仰の対象だったとも言われています。
あるいは、ローマ兵が石に変えられてしまったものだという昔の伝説も残っています。
石は、人一人で運べるほどではないけれど、思っていたよりも小さめでした。








こういうテーブル状に石が組まれたものはドルメンと呼ばれ、日本語では支石墓(しせきぼ)と訳されています。
ブルータニュ地方の言葉ではドルメンとは「石の机」のことで、これが語源になっているようですが、日本語訳のとおり、これらは墓石なんだそうです。
この上に土を被せた古墳スタイルのものも、この近所にあります。






ケルマリオとメネック付近の案内図です。
いずれも石の周囲にはフェンスがあって近寄ったりさわったりすることはできません。
落書きやいたずら防止のためには仕方がないことですが、もう少し近くで見ることができれば良かったです。


巨石とは何の関係もありませんが、この付近のトイレです。
フランスやイタリアの田舎に行くと、こういうトイレばかりだと思っていたのに、今回はここで、やっとしゃがむ式トイレを見ることができました。
(2010年9月)

カンペールは木組みの家がたくさん




 カンペールは、フィニステール県の県都です。フィニステールとは「最果て」という意味だそうですが、ゆったりとしたカンペールの町に「地の果て」という印象はどこにもありません。

カンペールは伝説によるとグラドロン王が築いた都と言われています。それで、騎乗姿のグランドロン王の像が旧市街の中心にある聖コランラン大聖堂の二つの塔の間に立っています


はい、この天に突き刺さるがごとくそびえ立っている塔の真ん中に見えるのがグラドロン王の像です。
大聖堂の入口付近からだと真下から見上げるようになってなんだかよく分かりませんので、上の写真では王の像を拡大ししました。







 大聖堂前の広場から西に向かってケレオン通りを歩いていきます。
この通りには木組みの家がたくさんあることで知られています。
振り返ると、さっきの大聖堂の姿を見ることができます。








こういう木組みの家は、ノルマンディーからブルターニュにかけて、あちこちで見ることができます。木組みというと、ドイツのものがよく知られていますけれども、フランスでもドイツに近い地域にもあるし、こういうケルト人の町にも見られます。
同じ木組みでもそれぞれ違いがあるけど、教会建築のように木組みにも「○○様式」とかあるのでしょうか。
ここでは違うスタイルの木組みの家が隣同士で仲良くもたれあって建っていました。








このあたりは統一感がありますから、もしかしたら同じ大工さんが建てたのかもしれません。





















かわいらしい色使いのセーターなどを売っているお店がありましたので、昔、ベネトンのセーターがほしかったことを思い出しました。




 カフェでちょっと休憩。

ビールとコーヒーですが、誰がどっちを飲んだでしょうか。
答: 運転手がコーヒーを飲みました。

運転しない人(家内)がおいしそーにビールを飲んだのでした。







 ところで、このカフェのトイレです。
便座がありませんが、それは女性用でも同じつくりだそうです。
どうやってするのでしょうか。オシリをぺったんするとフケツだと思うのですが・・・








それより、この便器ですが、かの有名 なビレロイ&ボッホ製でした。
ドイツの会社だと思っていたのですが、フランスで、それもこういうところでお目にかかるとは。








川沿いの市場近くです。カフェはやはり日当たりが良い屋外の席のほうが人気です。

街を流れるステル川には、鱒の姿が見られました。










 カンペール焼を買ったおみやげ店です。












 カンペール焼の飾り皿が並んでいましたが、どれも色使いがとてもきれいです。
 〔2010年9月)