2010年12月26日日曜日

アントワープのルーベンスの家

アントワープにあるルーベンスの家に行きました。
中央駅から商店街をプラプラ歩いて15分ぐらいのところにあります。
写真(上)のガラス張りの建物で入場券を買います。

ルーベンスの絵というと大作が多いというイメージですが、ここにある絵はこぢんまりとしたものが多くて、あまり圧迫感がありません。
その生涯に油彩画だけでも2000点を超える作品を描いたルーベンスですが、それだけ多くの作品は一人で描いたのではなく、多くの弟子たちの手を借りたものだと言われています。
ルーベンスとその弟子や助手たちの共同作業によって大作が描かれたアトリエがこの家だったということだそうです。



ルーベンスの家を見てから、隣にある付属のカフェ(ルーベンス・イン)でお昼を食べました。
ここのトマトスープは「名物」だそうですが、なかなか濃厚でおいしかったです。マッシュルームのオムレツ、それにコーヒーで19ユーロでした。

ルーベンスの家にはトイレがなく、トイレはこのカフェの地下にあります。
入口でオバサンがしっかり0.40ユーロを取りますが、実は入館者は無料です。
入場券を買うところ(上の写真のガラスの建物内)に案内があり、そこでブルーカードなるものを発行して

もらい、それをトイレの入口で渡すと無料になるのです。
よく見ると、入場券売り場の横に左の写真にある案内がありました。
僅かな額ですけど、知っていると余分なお金を使う必要がありませんね。
(2010年9月)

アントワープの駅は多層駅


左はアントワープ中央駅に電車で着き、エスカレーターで最上階のホールへ上がるところです。1895年から10年間かけて作られたというだけあって、歴史を感じさせられます。

最上階まで上がって上ってきたところを見下ろしたのが下の写真です。
数えてみると、4層になっていました。日本でも駅が地下で何層にもなっているところがありますが、こういうように開口部が大きいと、駅の断面図を見ているようでとても分かり易いですね。



駅のインフォメーションは上の写真のホールの突き当たりにあります。誰でも同じことを聞くのでしょうが、係りの女性はダイヤモンド店が多くあるユダヤ人街とルーベンスの家を地図上でスラスラと印を付けて教えてくれました。
我々の後ろにいた人も、同じことを違う言葉で聞いていましたが、係りの人はいったい一日に何度同じ説明をするのでしょうか。違う言語で説明するのだと少しは違うでしょうか。そういうことを考えてみたら少し気の毒になりました。
(2010年9月)

2010年12月15日水曜日

セルクラースの像 (ブリュッセル)

ブリュッセルのグラン・プラスの市庁舎と「星の家」の間の小道に入ったところの壁にセルクラークスの像があります。
このセルクラークスは町の英雄として知られています。かつてフランドル伯によって不正な方法で王位を継承しようとした際、セルクラークスはこの星の家に掲げられたフランドル伯の旗を嵐の夜に引き降ろしし、正当な王位継承者であるブラバン公の旗に取り替えたそうです。
その英雄的行為によって市民の士気が高まり、ブラバン公が王位を継承することが出来たと言われています。

セルクラークスの英雄的行為があったのは1356年のことだそうですが、彼はその32年後に暗殺されてしまいました。
暗殺したのは、ブリュッセルの南12kmほどのところにあるガースビーク城の城主の一派だということです。このガースビーク城も今は一般公開されている人気スポットですが、当時セルクラークス暗殺に怒ったブリュッセル市民によって城が取り壊されてしまったようです。


そういうことは別にして、ブリュッセルを訪れてこの像に触れると幸福をもたらせてくれるという言い伝えがあるそうで、写真のごとく通る人々がこの像にさわって行きます。お蔭でセルクラークスの身体の部分だけがピカピカと光り輝いているというわけです。
(2010年9月)