2011年4月17日日曜日

「フランスで最も感嘆すべき廃墟」ジュミエージュ修道院

ルーアンから西にセーヌ川が蛇行して海に向かっていますが、三曲がり目の手前にこのジュミエージュ修道院があります。
「最も感嘆すべき廃墟」と言われるとおり、もう修道院の建物の壁の一部だけしか残っていません。

7世紀に創建されて規模を拡大していたところ、9世紀にはノルマン人の襲撃によって破壊されたそうです。






再び11世紀前半から再建が行なわれ、17世紀の後半には次の絵のような大修道院へと発展しました。
しかし、その後の宗教戦争で荒れ果てて、フランス革命で壊滅状態になり、競売された後は持ち主が建物や塔を破壊した結果、このような状態になったそうです。








「最盛期」には、1500名もの修道士が住んでいたという大修道院。ノルマンディーのロマネスク建築様式の2つの教会があったそうです。現在残っている部分だけでも、とても貴重なものだとか。

残された壁などを見ていると、本当はすばらしい建物だったのだろうなと、壊されてしまったことを残念に思いました。






修道院の向かいにある駐車場に付近の絵地図です。セーヌ川の蛇行している様子がよく分かります。












カーナビにしたがってオンフレールへ向かって走ると、渡し船(フェリー)乗り場に着きました。小さなフェリーがピストン往復しています。
向こう岸までの渡し賃は無料です。これでずいぶん近道をすることができました。
(2010年9月)