2011年1月23日日曜日

アントワープ ノートルダム寺院

アントワープのノートルダム寺院は、ベルギーで一番大きなゴシック教会だそうです。
ここは、ルーベンスの最高傑作である祭壇画があることでも知られています。「キリストの昇架」「キリストの降架」「聖母被昇天」など、巨大な絵がこの大きな教会の壁に掲げられています。









こういう有名な絵があるところですので、入場料(拝観料というのでしょうか)がかかります。でも、内部は写真撮影が自由で、フラッシュもOKということですので、これはなかなか太っ腹です。

美術館でよく写真禁止、フラッシュ禁止というところがありますが、その理由は絵が傷むからだそうです。
ここにあるルーベンスの絵は、どれも巨大です。描くのにどれぐらいの時間がかかったでしょうか。





使った絵の具もハンパな量ではないでしょうね。
それだけの厚塗り絵画だから、フラッシュ攻勢にも耐えられるということなのかなって。

「フランダースの犬」の少年ネロは貧しかったためにこの絵を見せてもらうためのお金を払うことができませんでした。が、ある夜偶然にも画を覆う布が外されていました。月の光に照らしだされたルーベンスの祭壇画をネロ少年はやっと見ることができたけれど、その夜にネロ少年はパトラッシュとともに凍死してしまうのです。
ネロ少年は最期にこの祭壇画を見れたことで、その短く不幸な生涯を多少なりとも安らかに終えることができたのかも知れません。



ところで、この大寺院の一角に「アントワープのマリア像」があります。(写真左)
アントワープ市は、阪神淡路大震災の後、このマリア像のレプリカを友好と連帯、そして希望の印として神戸市六甲のカトリック教会に贈ったそうです。
(2010年9月)