1944年ゲシュタポに捕まるまでの約2年間、この家の裏側で生活していたというところです。
両親の寝室や居間、それにアンネの小さな個室もありました。本棚の後ろで生活していたということから勝手にイメージしていたより、ある程度の空間があったのは意外でした。でも、考えてみれば、何も知らない従業員が日中働いている同じ家で、物音を立てないで息をひそめるように2年間も生活することは簡単ではなかったことでしょう。
展示の最後のところあたりで、ナチスのカギ十字を禁止するべきかどうか(という質問だと思うのですが)というアンケートがありました。少し広い場所で、イエス・ノーのボタンをそのあたりにいる人たちが最寄のボタンを押して電気的に投票するというものです。集計結果は即時に表示されます。何度か投票結果を見ていましたが、だいたい80%近くが「禁止すべき」でした。でも、帰り際にふと見たら51/49となっていました。どういう人たちがボタンを押したのでしょうか。
写真はPrinsengracht 263番地 アンネの家(入り口はこの右の267番地)
(2010年9月)